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ほりえ則之 議会報告

平成26年第1回神奈川県議会
産業労働常任委員会 意見発表

産業労働局26年度予算・・・・292億7,924万5,000円。前年比:110.4%
かながわスマートエネルギー構想予算額・・・・16億5,640万円。

薄膜太陽電池普及促進事業費補助について

 県では、「かながわスマートエネルギー構想」の取組の一環として、太陽光を中心に再生可能エネルギー等の導入を促進しておりますが、耐荷重の問題などで工場等の事業所への設置が遅れている。そこで、薄くて軽い薄膜太陽電池の普及を図るため、2年間で総額10億円を投じ、設置事業者に対し、費用の3分の1を助成し需要を促進する構想が打ち出されましたが、以下のとおり採算性の問題や投資効果に疑問が生じるところである。

3月6日 堀江則之質問事項

先般の資料要求に対して、藤巻参事官から資料の説明を頂いたところです。
その資料の中で、
(質問1)『事業費補助の目的』として、新たな用途を見せることにより、企業の参入を促進し、生産量の増加と価格の低下を図り、普及拡大につなげる。としておりますが、新たな用途を見せるとは、具体的に何を指すのかお尋ねします。
回 答 ⇒耐荷重の問題で設置困難な工場や建物の屋根や壁面。道路や線路の法面。自動車、電車の車体、カーテン、ブラインド等。
(質問2)『薄膜太陽電池の価格等の現状と見込み』の現状では、①価格にあっては太陽光パネルの3ないし4倍。1kw当たり120万程度。
②発電効率は、太陽光パネルの半分程度(7%程度)となっているが、私からすれば、③として、設置面積は太陽光パネルの倍の面積が必要。とすることが現状認識と思うが如何でしょうか。
回 答 ⇒ (質問3)『薄膜太陽電池普及拡大プロジェクトのスキーム』では、太陽電池の製造メーカーや設置事業者等からのプロポーザル方式で、プロジェクトの提案を募り、選定したプロジェクトを実施する企業グループに対して補助することとしておりますが、企業グループでなく、単独事業者では補助を受けられないのかお伺いします。
回 答 ⇒ 単独でも良い。事業者が複数である場合可能。県内企業であることが必須。
(質問4)『薄膜太陽電池設置事業の採算性』について、薄膜太陽電池の設置費用は、太陽光パネルの3倍以上かかるため、太陽光パネルと同程度の事業採算性等を確保するには、プロジェクトの実施によるコスト削減効果及び補助金の支出と併せて、設置のメリットを見出せる利用方法を開発してゆく必要がある。 併せて、量産化され価格が低下するまでの間は、固定価格制度において設置費用に見合った買い取り価格の設定を国に要望する。とし ておりますが、表の設置費用の1kw当たり単価のイメージ図によれば、薄膜太陽電池の1kw当たりの単価120万円でコストを下げ て、採算ベースに乗せるためには、製造・設置コスト等の削減20万円、引くと100万円。そこから補助金3分の1(33万円)引くと 66万円としている。
然し、私からすれば、この計算・イメージはおかしいと思います。 なぜなら、最初にこの事業を始めようとしているにも係わらず、最初から製造・設置コストの削減20万円を引いて3分の1を計算する ことに説明がつかないからであります。本来であれば、120万円の3分の1、つまり、ここ40万円であり、1kw当たり80万円のコ ストが掛かる計算とすべきと思われますが如何でしょうか。お伺いします。
 回 答 ⇒ (質問5)太陽光パネル発電1kw当たり40万円。薄膜太陽電池1kw補助金3分の1を引いてもコストは80万円。の計算であります。      この割高コストを引き下げるための多様な用途を見つける必要があることが分かりました。      今後、太陽光発電の倍以上のコストの掛かるこの薄膜太陽電池の普及拡大を図るためには、風力発電の買取価格1kw55円を参考に国に具体的に薄膜太陽電池の買取価格をコストに見合った価格で買い取ることにしなければ、今の採算性を考えるととても普及はしないと思うが、この点についての見解をお伺いします。
 回 答 ⇒ 国に対して要望してまいります。
(質問6)視点を変えて、これだけの補助金2年間で10億円を使って、薄膜太陽電池を普及させるまでもなく、多様な再生可能エネルギーを使って発電させる方途を考えてみてはどうか提案します。
 例えば、川崎の企業の垂直式風力発電、1kw当たり120万円と薄膜太陽電池とコストは同額ですが、発電効率もよく、夜間も、雨の日等も風があれば発電できる。買取価格は、太陽光発電36円に対し、風力発電55円と高い。しかも面積は太陽光発電よりほんの僅かで 設置できる。低周波の心配ない垂直風力発電への補助金支出をしてその普及を図った方が発電力の拡大につながると思うが、如何でしょうか、お伺い致します。
 回 答 ⇒ ①風力発電は    1kw125万円を
       ②業界として標準化されていない部分がある。
        標準化、規格化
(質問7)太陽光発電と垂直風力発電を組み合わせハイブリッドにして、効率的、効果的にする考えはないか伺います。
そのための補助金の支出はできないか伺います。
回 答 ⇒市町村の要望のある学校は支援する。一般企業等は検討する。

要望・・・今回の10億円の補助事業の採算性を考えて、無理せず、慎重に運用されるよう指摘して、この質問は終わります。

県西地域活性化プロジェクトについて

 豊かな自然に恵まれた県西地域(小田原市、南足柄市、中井町、大井町、松田町、山北町、開成町、箱根町、真鶴町、湯河原町)の自然や食材などの魅力を生かして、「未病を治す」をキーワードに、地域の魅力をつなげて一つの大きな魅力を創り出し、新たな活力を生み出すためのプロジェクト。

堀江則之質問事項

(質問1) 県生地域活性化プロジェクトに於ける未病を治す拠点を設置して、産業を興すと位置づけております。申しあげるまでもなく、この地域はプロジェクトにありますように温泉、漁港、湘南ゴールドの果樹栽培も盛んであります。
 そこで、未病を拠点とする観光産業、地場産業、食の未病ブランドについての考えをお聞かせ下さい。
 回 答 ⇒ 
(質問2)未病の観光地のお土産として、商品に未病センターのマークを付けるなど、工夫を凝らして観光客に買って頂く、地元で造り、販売、消費へと結びつける方策があればお聞かせ下さい。
 回 答 ⇒神奈川県産ブランド82品目のうち、15品目が県西品目。
(質問3)未病商品を販売するには、健康食品食材に選び、病気にならない為の健康に良い食品を開発し、地域のブランド化が求められます。
そのために、保健機能食品制度を活かし、科学的根拠を提出し、標示の許可を得た特定保健用食品(トクホ)と栄養機能食品があると言われるが、これ等を活用した消費者庁許可・特定保健用食品のマーク等を貼り、未病食品をして地域活性化につなげる考えはないかお聞きしたい。
 回 答 ⇒厳しい規格の規準。個別の   型。最長2年かかる。
      規制緩和と、地域の取組み、会の特区    を受ける。
      神奈川県版トクホとして、国へ規制緩和の特区と受けられないかと考える。